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リボ払いの怖さを知っていれば誰も手を出さない!無知が招く債務整理


消費者金融での借金は、多くの場合でリボルビング払いによりいつまでも返済が終わらない状態となっています。とりわけ専用ローンカードを発行して繰り返し何度でも借入可能なカードローン契約は、最小返済額のみが指定されていると知らない人が少なくありません。 リボ払いの怖さは延々と利息を払い続ける事になり、元金がなかなか減らない所にあります。

金利18%、毎月10000円のリボ払いで50万円の商品を買った場合を例にしてみましょう。 支払いは毎月定額の10000円ですが、この10000円は利息と元金の合計とします。

【毎月の一万円と内訳(利息/元金) 借金残り】

1回目 10000(7500/2500) 残り497500
2回目 10000(7462/2538) 残り494962
3回目 10000(7424/2576) 残り492386
4回目 10000(7385/2614) 残り489771
5回目 10000(7346/2653) 残り487117
6回目 10000(7306/2693) 残り484423
7回目 10000(7266/2733) 残り481690
8回目 10000(7225/2775) 残り478915
9回目 10000(7183/2816) 残り476098
10回目 10000(7141/2858) 残り473239
11回目 10000(7098/2901) 残り470337
12回目 10000(7055/2944) 残り467392

一年間で12万支払うわけですから、かなり結構返した気になると思いますがまったく違います。支払った12万のほとんどが利息になるのです。返済された元金はわずか3万ちょっとで残りの借金は約47万です。このまま来年も再来年も長い返済が続きます。

リボルビング払いには本来2種類ある

クレジットカードと消費者金融からのカードローン契約では、多くの場合でリボ払いが用意されています。宣伝広告の多くは「毎月の支払額が一定になるから支払いが楽」という謳い文句が付けられていますが、良い思いをしているのは貸金業者の側だと知っている人は最初から利用しません。なぜなら、リボ払いには金利という考え方ではなく、あくまでもリボ払い手数料という名目で高額な利息を実質的に支払わせるシステムだからです。完全に現金主義で生活している人にとっては、クレジットカードを普段から持ち歩かない人が少なくありません。なぜなら、財布に入っている現金以上に購買欲が勝ってしまうと、つい無駄遣いをしてしまうからです。

リボ払いには、残高スライドリボルビング方式で採用されている締め日時点でのリボ払い残高に応じて最低いくら支払えば良いという方式が多いです。残高スライドリボルビング方式ならば、借入残高さえ確認すれば最低返済額が分かるので、仮に高額な買い物をしても支払額はいつもと変わりません。一方、元金定額リボルビング払いならば、毎月指定した元金と利用残高に応じた利息を支払う方式ならば、元金返済額を意識出来る代わりに毎月の返済額が変わります。しかし、返済している元金を認識出来ているので、今月いくら使ったかさえ把握していれば使いすぎを防げるわけです。リボ払いという表記を持つカードを持っていたら、どちらのリボ払い方式なのか1度確認してみると良いでしょう。

最小返済額を指定する残高スライドリボルビング方式が極めて危険

信販会社や消費者金融が積極的にリボ払いを採用する理由として、いつまでも利息を永続的に受け取り続けることが出来るメリットが大きいからです。リボ払いを1度使い始めると、欲しい時に財布に現金が入っていなくてもカード払いで購入出来ます。消費者金融ならばATMから必要な現金を引き出す感覚で使えてしまうため、最低返済額を返済すればあたかも元金を返済しているかの錯覚に陥りやすいわけです。

しかし、実際には残高スライドリボルビング方式を採用している限りは、返済額のうち過半数が利息で占められているので、元金をほとんど返済していない状況が生まれます。いつまでも返済が終わらないからこそ、貸金業者にとっては永続的に利息を受け取れる上客となるわけです。返済額のうち元金返済を毎月いくら行っているか端数まで即答出来なければ貸金業者の思う壺です。

元金定額リボルビング払いなら本人次第で管理できる

元金定額リボルビング払いを採用しているのは、一部の信販会社が発行しているクレジットカード程度に過ぎません。なぜなら、毎月返済する元金を自分で指定出来るので、理性を失わずにクレジットカードを使い続けることが出来るからです。毎月返済するリボ払い額を10万円といった高額に指定しておけば、利用残高10万円未満ならば事実上の1回払いとして使えます。

リボ払いは1回で返済出来る場合のみ手数料が掛からないので、10万円を超えてしまった時のみ翌月わずかにリボ払い手数料を支払うことになるわけです。クレジットカードを常に1回払いで使いたいけれども、万が一に備えて使いすぎた時のみ2回払いに出来れば良いという慎重派な人のみが意図的に元金定額リボルビング払いを選択しています。債務整理とは最も縁遠い人が使うリボ払いとなるので、カード会社にとってはほとんどメリットがありません。

リボルビング払いの仕組みを正確に説明出来ないなら手を出してはならない

リボ払いの仕組みを理解するほど、元金定額リボルビング払いならば支払額を高額に設定することで健全な使い方が出来ると分かります。しかし、残高スライドリボルビング方式が信販会社や消費者金融に多額の利益をもたらす結果となると知れば、誰もがリボ払いは不利な仕組みだと知るでしょう。リボ払いの仕組みを正確に理解した上で残高スライドリボルビング方式を選ぶ人はいないので、何となく便利そうだからという理由でリボ払いを使ってはなりません。



 

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