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出張相談会のワナ


債務整理も過払い金ブームは去ったものの今でも地方ではTVCM・ラジオCMもありますしチラシもよく入ってきますよね。

小冊子にお金をかけているようなものもありますが、出張相談会を全国各地で開催している法務事務所も問題になっています。主催者はほとんど東京などの債務整理専門の司法書士法人である場合が多いです。 ここまでコストをかけて大々的に全国規模で相談会をやるメリットはあるのでしょうか?

今回はこの他府県の司法書士主催の出張相談会は危険!についてのお話です。まずは口コミ暴露話を以下に取り上げます。

最近、某事務所が頻繁にやってる出張相談会 つまり、他府県の司法書士法人が相談だけうけて、後で過払いを取り返す。あれだけはやめれ。過払いのおいしい案件だけ受けて残の残る任意整理、破産、再生は見捨てるパターン、しかも過払いも相手業者との返還率を先に決めてる。 C●Jなら●%とか、だから電話一本で簡単に話はつく。特に四国に行くみたいだけれど、絶対に行くな、70%一括で和解できるのを50%、来年から5回分割とかされるぜ。残あり、自己破産、個人再生はぼろかすに言われて終わりです。とにかく、絶対に行くな。7月に松山市駅前に本格的な司法書士事務所ができます。愛媛新聞、伊予鉄道、JRなどに、ばんばん広告打ちます。徹底的に債務者のためにやりますから、6月末の九州あたりの出張相談会だけは行かないように、あなたのためです。だいたい、他府県の離れた地区の顧客のために力入れるわけがない。

私は北東北に住んでいますが、やはりこういった出張相談会は頻繁に行われています。地方の多重債務者で特にネットをやらない人などは、どこに相談すればいいのか悩む人も多く、このような無料相談会に駆け込む人も多いのでしょう。 問題は個別のケースについて債務整理をやってくれるのか?というところですが、暴露話にあるように実際は美味しい案件しか受任しない方針がほとんどだと思います。

元々司法書士は代理人としての権限が無いので、地方裁判所が係わる消費者金融などとの裁判を代理で進めることができません。 従って消費者金融業者に舐められる場合もあり、和解条件で妥協を強いられる場合もあります。(勿論、裁判でも勝てるノウハウを持っている所は、債務者のみで裁判になっても問題がないので、消費者金融からも恐れられていると思います) 現実問題として強硬手段を取れる弁護士よりは、良い条件を引き出すのに交渉に余計に時間とコストがかかるのです。

逆に考えれば、この和解条件を妥協してしまえば早期に短時間で電話一本で和解できてしまうということでもあります。無知な債務者は「今は業者は厳しいのでどこもこの条件でしか飲まない」などと司法書士に言われてしまえば信じる他はないですし、異論を唱えて辞任でもされたら困るという考えから、 司法書士の方針には口を出さないでおこうと考える人は多いのではないでしょうか。

ですが高額な司法書士費用がかかる上に、和解条件も不利になれば、過払い金があったとしても手元に残るお金はほとんどありません。借金を減額することができなければ、何のための債務整理なのか分からなくなってしまいますよね。 司法書士側としては、おいしい案件だけ受任することができれば、交渉自体も短時間でできますし報酬も一定額リスク無しに貰える、さらに過払い金があればプラスアルファの収益になります。結果的に無知な債務者のこういうおいしい案件だけを大量に受注して大儲けを企んでいるのです。

当サイトで紹介しているネット無料相談で全国展開している東京の弁護士・司法書士も基本的に同じではないか?と思う人がいると思いますが全く違います。この人達は、過払い金返還以外にも、任意整理、個人再生、自己破産、個人の状況に合った債務整理をしてくれます。 勿論、債務額が極端に少ない案件や、換金行為など弁護士が嫌がる債務者である場合には、受任を拒否される場合も多々あるかと思いますが、基本的には相談者のケースに合わせた債務整理をキチンとやってくれます。そうでないと競争の激しいネットの債務整理業界では口コミも大きく左右されますので、弁護士さんであれ生き残れないのです。

出張相談会に相談するのであれば弁護士会の無料相談を受けて弁護士を紹介してもらう方が安全です。しかし弁護士会も経験値や専門分野を考慮するわけでもなく、当番弁護士を順番に紹介するわけで、当たりはずれも大きく債務整理になれていない専門家に当たるとあとで大変です。当サイトの債務整理に慣れている弁護士・司法書士事務所に頼んだ方が値段も安いですしスムーズです。

債務整理の出張相談会は無知な多重債務者がカモになる!というお話でした。



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