母親との遺産相続争い~借金の相続をする前に債務整理を

母親との遺産相続の争いが先日終結しましたので、愚痴も兼ねて備忘録です。
遺産相続で母と子の一騎打ちになりましたが、この記事が同じようなケースの方の参考になれば幸いです。特に高齢の親との話し合いは、身内の親子であっても非常に困難を極める場合があります。

また母は統合失調症で妄想がありましたが、痴呆や精神病が深刻であると、余計な問題やトラブルも引き起こすのです。母は携帯電話でソフトバンクに騙されて5回線も契約させられて余計な商品を買わされている被害もあり、私に泣きついてきたので、地元の店長と交渉して返金に応じさせ、母の携帯も全て解約し自宅のNTT回線に切り替えさせました。このように痴呆はなくても統合失調症や高齢者であれば、いくらでも騙されてしまう現状です。結局、知人数人に電話を使うだけの母が4年でソフトバンクに100万以上搾取されていました。

弁護士から内容証明

今年に入って、私の母親の弁護士からいきなり内容証明が届きまして、いわゆる「代理人になりました」と。まさか母親に弁護士付けられて遺産相続の調停をすることになるとは思いもよりませんでした。

弁護士には私は無視を決め込んでいました、それは私のほうから遺産分割調停をするつもりでいたからです。
弁護士が介入してきた時点でこのまま争っても不利になるので、裁判所を介したほうが客観的に法律に沿った無難な決着に行き着くだろうと踏んでいたわけです。何より裁判所を通せば使途不明金について何らかのアクションが可能となり、向こうの弁護士も預金残高を調べることができる特権を持っていますので、調査も早いだろうと。

ところが弁護士から代理人になったと内容証明が届いてから、6ヵ月後、向こうから遺産分割調停を起こしてきたのでした。私としては手っ取り早かったですし、私の地元の裁判所を管轄にしてもらった(母の実家は1時間離れている)面では、私に配慮していると感じましたが、連絡も告知もなしにいきなり弁護士でしたから不信感は拭えません。また弁護士を付けても、また騙されて搾取されるのであろうと思っていましたが、そのお金は遺産としての父のお金なんだろうと思うとやるせなさが込み上げてきました。

遺産分割を弁護士に頼むと高額

昨年父親が亡くなって、今流行の葬式はせずに火葬のみ、その後お寺のお墓前でお経読んでもらい埋葬という流れ。喪主は母親でしたし、私はお金がありませんでしたから、資金面でも母に頼るしかなく、この墓に埋葬するまでも、怒りが爆発する事案も多々ありましたが、そこはぐっと我慢をしてきました。その後、母親とも話をする機会があったのですが、遺産相続の話は全くなく、私が遺産分割協議書を作ることにしました。

祖母の遺産相続でも親戚と揉めており、その際にはキチンと遺言書を作っていた父ですが何故か自分の時には遺言書が無い。本当に遺言書があるのか無いのかは自宅介護をしていた母のみぞ知るという具合です。母有利の遺言書があっても私は遺留分は要求するつもりでいましたし、遺言書が絶対でないことも知っていました。遺言書で母に遺産全部と記載されていても、正規の四分の一は遺留分としてもらえるケースが多いのです。

自分でネットで調べましたが遺産分割協議書はそんなに難しいものではありません。資産目録を作って、それに相続者がサインすればいいだけです。難しいのは、どういう風に分割するのか話し合いで解決するという部分だけです。第三者が合理的に筋道を作らないと、身内だけでは言い争いになり永遠に平行線になります。

さらに弁護士に頼むと相続金額の%が報酬ですから遺産が数千万程度でも軽く100万近くはかかりますからもったいないですからね。当然、この事は母にも説明していたのですが、私が遺産分割協議書を作っている最中にあさっり裏切って、弁護士を付けるという行動に出たわけで、私的にはこの時点で徹底抗戦するしかないなと思いました。80歳近い母親の介護費用だってこの先かかります、母のお金が無くなれば当然私が世話をしなければならないという状況になるからです。

母が付けた弁護士、この法律事務所のことは私はウェブサイトを見ていましたので知っていました。(債務整理のネット広告をメインにしていますので弁護士情報には詳しいのです)

土地建物は各々相続

土地建物は母と子(私)既にそれぞれ父名義の物件に住んでおり、その他に現金が残っている状態です、父に借金やローンはありません。生前この建物に関しては父が元気な時に、暗黙の了解で各々がもらうという状況にあったと思います。私の住んでいる不動産の方が立地もよく資産価値が倍ありましたから、半ば現金は諦めていましたけども。
以前に概算で不動産屋に査定をしてもらったこともあり、資産価格も大体把握していました。私はこの土地建物を売却して地元を離れたいと思っていましたが(私の生まれ故郷ではなく両親の故郷に住んでる)地方ですからなかなか不動産は動かないのが現状です。

通常は建物が1つだけで残りは現金になる家族が多いと思いますが、私の場合は建物以外の現金をどうするかという問題です。この現金を母親が抱え込んでおり、使途不明金が多くあったということです。私としては現金が欲しいというよりも、資産の内訳を正直に公開して欲しいということだけです。歴代の一族の遺産を引き継いできた性質のお金であり、1人占めすることは絶対に許されることではありません。墓を守ったり、実家の家を管理したり、私の子供にも引き継がなければならない問題であり一族の責務です。

ということで今回の遺産相続では、不動産は、全く争点にはなりませんでした。
双方で異議申し立てがないからです。

全額下ろされていた父の現金

不動産の名義変更や相続税の申告に遺産分割協議書が必要な旨を説明すると、母曰く「そのまま放置すればいい」この発言に半ば呆れてしまい、遺言書も残っていない状態で、何か嫌な予感がしたものですから、預金に関しても聞いてみたわけです。そしたら、案の定、父が生前の寝たきりの状態で、母が全額出金しており怪しい雰囲気がぷんぷんでした。

預金は資産家の祖母のものがほとんどで結構な額があったと思います。貯金3千万はあるなと思いましたが、そのほとんどが使途不明金になっていました。「若いときの自分の貯金がある」などと聞いてもいないことも話す始末です。

故人の預金を同居している家族が勝手に引き出して、1人占めしてしまうケースは遺産相続では多いので、完全にこの使途不明金について何とかしないとならないと、この頃からネットなどで情報を集めていました。また使途不明金を暴くには非常に難しいということも認識していました。

同居人が預金を隠してしまったら、調停でも使途不明金の請求はできないというのが原則です。民事訴訟で弁護士を付けて戦わねばならないという非常に手間もお金もかかる事態になるのは避けたいと思っていました。

養子縁組でない親子関係

母は再婚ですから、私とは血が繋がっていません。私が小学校4年の時に父と再婚し現在に至りますが、つい最近調停員に「養子縁組していないですね」と言われビックリしました。再婚でも稀に子と養子縁組をしていないケースはあると思うのですが、父の遺産は母と子、母の遺産は子にいきませんwこれは、仕組まれた罠かもしれないと思いましたが、その理由に母の親戚兄弟との結束があります。統合失調症の母の肩を持つのはいつもこの親戚兄弟で、母の精神疾患と妄想を指摘して、敵になるのが父と私という構図です。父の火葬も母方の親戚だけでした。私はこの状況に非常に不信感を抱いていたのです。

まさか私が母と法律的にも血縁関係でないことが判明し、半ば悲しい、半ば嬉しい気持ちも沸いてきました。これで母と永遠に縁を切れるのではないかと考えたのです。

母は統合失調症による妄想

母の統合失調症は遺産相続でも非常に厄介でした。これを疑うのは父と私の身内しかいないのですが、10年間父の愛人が家に泥棒に入ったり、物を盗んだり、父が愛人に金を渡しているなど被害妄想がひどいものでした。

高齢者の統合失調症はより具体的な被害妄想が激しいのが特徴だそうです。ケアマネージャーにも指摘され、病院を勧めるも本人は激怒「頭は狂っていない!」警察沙汰にもなったのですが、”妄想”ですから事件性があるわけがありません、指紋も取らずに帰ったそうです。この妄想を信じているのが母方の親戚兄弟、妄想だと言い切るのが父と私、完全に敵対状態です。

ですから生前にも母がお金を盗んだ盗まないで度々口論になっていたのです。その理由に私の知らない妄想の愛人が絡んでくるのですから全く手がつけれれません。

弁護士が付いても母のこの妄想話を全部信じてしまうので、どこまでお金の行方を追えるのだろうか心配になっていました。

遺産分割調停

裁判所から調停の案内が届いてから、月1回出廷します。調停は1200円?程度で申し込みできます、しかも裁判官は話し合いには同席しません。調停員と呼ばれる民間人が2人話し合いに同席します、母とは直接顔を合わせないように別室で待機して交互に調停が行われるなど配慮されています。最終的な審判は裁判官が同席しますが、内容の精査をするのではなく話し合いで決着が着かないのであれば、本来の法律に則った妥協案で双方和解してくださいと促すだけです。

結局、それでどちらかが納得がいかなければ民事裁判になります。期間は揉めると1年は超えるということでしたので、私も使途不明金を明らかにするまで粘り強く戦うつもりでしたが、何にせよ調停員は早期妥結を促してきます、半ば強引に。

使途不明金などを説明しても、この調停員がこっちの言い分を全く考慮しないので、失礼を承知で「法的知識があるのか?」「民間人か?」などを聞きました。後でネット調べると、現役をを引退した教師や地元の有力者(経営者など)が裁判所に雇われて任命されるのだそうです。

1回目の調停では、先方が作った資産目録が提出されました。不動産は2軒、現金は450万。数千万はあろう現金が450万とは少なすぎると私は思ったので、現金の預金履歴の提出を促しました。履歴が出てくれば、さらに何のお金を使ったのか、誰が預金をいつ下ろしたのかが明確になります。

父は最後の半年には痴呆で寝たきりでしたから、母が勝手に引き出すことは容易でしたし、介護をしている立場であれば、力関係は母が主導権を握ることもできたはずです。当然、預金履歴が提出されると思ったのですが無いので、これでは話し合いにならないとつっぱねました。

このときに、履歴の定時が無いのに、早くも相手方(母の弁護士側)が、不動産を分割+現金160万を提示してきました。この160万は、私が家を売却する際に解体費用が必要であろうという配慮です。現金はもらえるものとは思っていなかったので意外でしたが、何にせよ使途不明金の問題を明らかにすることが優先でした。10年の預金履歴を欲しかったのですが(私も取り寄せることは可能ですがお金が結構かかるので無理)父がねたきり状態になる亡くなる1年前からの履歴を取り寄せて開示してもらうことで1回目の調停は終了しました。私がこの履歴がないと妥結しないと強く思っていることが伝わったのでしょう。

予想外の預金履歴の内容

そして1ヵ月後の2回目の調停。前回要求していた1年前からの預金履歴が2口座分開示されました。履歴を追うと、お金を下ろしたのは亡くなる半年も前、しかも父が下ろしており、お金は全部父が管理していたと。口座の金額が1年前から追っても、250万円分しかなく、資産目録の金額より少ないという衝撃の結果でした。これでは使途不明金を追求できないし元々のお金が無かったことになるからです。

調停員の説明では、毎月現金を下ろしてもらっており、それを貯金していた分があるとのこと。完全に長期的な計画の下に金をブン取ったのか、それにしても預金に乗っていない金額が数百万あるとは・・。通帳で確認できない以上、これ以上追求するには、私の方で使途不明金があると証拠を出さねばならないと調停員は強気で私に言います。

2回目の調停には母と弁護士が来ていました(前回は弁護士のみ)私は結果的にこの2回の調停で向こうの調停案を飲んで妥結することにしました。1時間かけて調停に通う母、長引けば弁護士費用もかさむ、預金は1年前でも履歴なし・・・。「今日手続きできますか?」と聞くと書記に内容をまとめてもらい、裁判官同席で決着できると。

合意に1つの条件をつめました

私は上記の諸々を考慮して、今日決めてしまおうと決めたのですが、1つ条件をつけました。「今後、母との縁を切る、二度と連絡も訪問もしないでくれ、これが条件である」と。調停員が口頭で伝えるまでになりましたが、裁判所を通じて、私は母との縁を切ることに成功したのです。

元々養子縁組でないことが判明しましたが、親戚に母を頼むといわれている以上、親戚の中では私と母は親子関係のままで、母の介護も面倒も見ることになります。私は相続もしてもらえないし裏切られたので、縁を切ることを考えてネットでも色々と調べていたのですが、戸籍を外しても親子の縁は法律的には切れないということを知っていました。この介護や面倒を放棄する、これを条件に160万と不動産で妥協すると決めたのです。恐らく母はヘソクリは相当額持っていると今でも思っています、そしてそれは亡き母の後、私ではなく親戚兄弟に相続されます。

その裁判所の正式な通達を今日受け取って、それを見ながらこの記事を書きました。この調停の通達は、遺産分割協議書と同じ効力を持つ強力なものです。これでやっと相続税や不動産の名義変更ができるわけです。そして僅かながら現金160万も今月末に入金になります。そして母との縁も切れたというわけです。

親に借金があれば債務整理を

以下、相続争いに親の借金が含まれている場合の私からのアドバイスです。私の場合は、幸いなことに亡くなった親に借金やローンが無かったのですが、親が借金を抱えており、不動産などの資産も持っている、こういう方は多いのではないでしょうか。または実家のローンがまだ支払い終えていないなどのケースもあるでしょう。

このような場合は、私のケース以上に話し合いは難航するものと思われます。借金の金額が資産を上回る、いわゆる債務超過の場合は、相続自体を放棄することも可能です。子供が相続を放棄して、また第二相続の親族が放棄して、親戚中に遺産相続が付いて回ることも実際あるそうです。

ですが消費者金融など借金があるからといって、相続してしまう前にその借金の中身を調査してみましょう。今は債務整理で借金を減額したり、中でも自己破産で借金を0にしてしまうこともできます。住宅ローンを残しながら借金を五分の一に圧縮できる個人再生手続きも人気です。このような債務整理で借金を無くせば、資産が残る可能性もあるのです。

親に借金がある場合は、債務整理の電話無料相談ができる弁護士に相談すると良いでしょう。良いアドバイスがもらえますので、相続の決断をする前に相談することが大切です。以下、リーズナブルな報酬で評判のよい、債務整理に特化した弁護士をご紹介します。1人で悩まずに、まずは電話してみましょう。

借金の問題が無ければ、遺産相続争いはできれば弁護士抜きで、まずは調停をおすすめします。お金かかりませんからね。途中で妥結する気配が無い、親に借金が判明した!などの場合は即弁護士に相談がおすすめです。結果的にお金が残る方法を考えていきたいものです。

お金を抱えた高齢者、それは親でも豹変します。人間が変わってしまいます、悲しいものですが、断固たる思いで、縁を切ることも必要です。腐れ縁や争いごとを後世に残さない方がいいです。

しかし、母親は今の墓に入るとしたらどうするかなぁ・・・。私はやがてここ(地元)を離れます。私の人生を第一に考えようと思います。


借金が膨らむ前に無料電話相談はお早めに!

弁護士に電話相談

1人で悩むより、まず司法書士や弁護士に電話相談をしてみましょう。すべて債務整理に特化した評判の良い事務所さんですので安心してご相談できます。【任意整理・個人再生・自己破産・過払い金】全国対応。お電話の際に「借入先の会社名」「借入総額」「取引期間」(分かる範囲でOK)などお伝えいただくとスムーズです。

アース司法書士事務所

全国24時間電話相談!早朝、夜間、土日祝日も対応可能!着手金・減額報酬0円。借金問題の実績5,000件以上認定司法書士事務所。当サイト人気No1、全国オススメ!大阪府大阪市北区紅梅町1-7久幸ビル4階【司法書士 近藤陽介】大阪大阪司法書士会(登録番号3331)


http://higuchi-law.com/

安心の弁護士が対応。全国対応24h借金に関する無料相談をネットから受け付けています。借金の取立てを即日STOPすることも可能です。 東京都中央区京橋2-12-4光和ビル3階【弁護士 樋口卓也】東京弁護士会(登録番号29906)


http://www.saimu.com/

詳しく細かく無料メール相談、携帯からでもフリーダイヤル、交渉力のある司法書士事務所さんです。安心の5,000人以上の相談実績。 東京都渋谷区道玄坂1-19-11セピアビル9F【イストワール法律事務所 小宮山博之】東京司法書士会(登録番号1392)


▼ヤミ金のご相談はこちらから



1