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アディーレ業務停止について先日ウェブサイトで契約解除の手続きと今後の対応を説明する文書を公開しました。アディーレ側や弁護士会にも相当な問い合わせが行ったらしく弁護士会が文書の公開を許可した模様。
弁護士会からの業務停止処分についてのお詫びと契約解除の状況に関してのご案内
個別には委任契約解除のための書面を送付しているという状況で、今回は規定につき全ての契約を解除する方針のようです。業務停止期間を待ってアディーレの契約のまま再開することはできません。今回は「アディーレ難民の契約解除とリスクについてまとめ!急いで新しい弁護士に変えよう」についてまとめたいと思います。
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契約解除を早めにする
とにかく契約解除を早くしないと別の弁護士に相談するにも手の打ちようがないですよね。アディーレへの電話対応がパンク状態ということでは、解除通知を待つ以外に方法はなさそうです。この解除通知があれば別の弁護士に引き継ぐことができます。
この解除通知を受けた時点で債務整理については弁護士がいない状況となるわけです。そうなると業者からの連絡も来るでしょうし手紙も来ます。ここで内緒で債務整理をしている人は家族にバレてしまうかもしれませんし、会社に給料差し押さえの措置が取られるかもしれませんし、業者の連絡も説明をしなければならないので面倒くさいですよね。アディーレがどこまで業者に連絡しているのかは定かではないのですが会社の看板を外されているくらいですから、電話はしていないでしょうね。できるだけ新しい弁護士にシームレスにつなぎたいですよね。
尚、アディーレ側で和解済みの案件(支払いはまだ)については業者から電話連絡は来る可能性があるということです。ですがその和解されたかどうかを知るにもアディーレと連絡がつかないとなりませんよね。和解されている場合でさらに支払いが始まっていた人は、業者から連絡は来ないようですから自分で今後業者に直接振り込むのがベターでしょう。ただ2か月滞納すると問答無用で一括請求がやってきますので注意。
①和解もしていない
業者から一括請求が来る可能性、別の弁護士に受任通知を発送してもらう
②和解済み(支払いがまだ)
業者から連絡がくる可能性、別の弁護士に受任通知を発送してもらう
③和解済み(支払い中)
業者から連絡はこないのでそのまま自分で支払いを続ける
時効や裁判中の人は注意
過払い金返還の時効は心配ですよね。お金を受け取る側です。時効を停止するにも裁判所経由で訴訟や手続きが必要となります。
また裁判になっている人は要注意ですね、直近に設定されていた期日については、休止、延期です。裁判を途中まで審議している場合は新しい弁護士に引き継ぐ必要がありそうです。アディーレ側は「弊所がご案内する窓口に事件番号等を伝えていただいたうえで、新たに期日を定めていただく」とのことです。裁判所も今回の騒動は考慮した上で再調整してくれるものと思われますが、この空白期間で何らかの欠席裁判で不利な判決が出てしまうのは避けたいところです。
時効や裁判がある人は新しい弁護士に引き継ぎを急ぐ
預り金の引継ぎについて
アディーレの説明では「お客様、もしくは新しく依頼された弁護士に、委任事件の遂行状況、資料、預り金等を引継がせていただきます」とあります。契約解除するわけですからお客に全額返金する義務があると思うのですが、この預かり金の引き継ぎというのは場合によってはアディーレから新しい弁護士になるわけで、これは手続きやタイミングも少し心配ですよね。
特に年末に差し掛かると士業は忙しいですから、下手すると引き継ぎが来年になる恐れも。ですから早めにこの預かり金問題は解決した方が良さそうです。アディーレから着手金の返還する金額は事件の進捗に応じてとありますが、この着手金の残金でも行き違いが生じる可能性もあります。その交渉も12/10~となれば多少でも妥協する必要があるかもしれません。
新しい弁護士としては着手金などのお金をいただいて、裁判などになっている場合は引き継ぎを早めにしたいということですが、アディーレ側の再開が12/10ですから、その前に引き継ぎがどこまでできるのか未確定な部分がありそうです。
資料、預り金等を引継ぎはいつ行われるのか金額も含めて早めに確認する
リスク対策のための行動
契約解除されたらすぐに次の弁護士に依頼しましょう。業者からの督促や連絡がくるといろいろと面倒なことになります。アディーレとの間に着手金返還などの問題が残るとはいえ、その問題は新しい弁護士に引き継いでからでも、ゆっくりアディーレが再開してからでも対応できます。お金がない人は大変かもしれませんけれども。
新しい弁護士に引き継げば、引き継ぎの情報なども新しい弁護士が代理でやってくれると思いますが、年末の忙しい時にアディーレ難民も殺到していますので、新しい先でも混雑していると思われます。ですから自分でも裁判や預かり金や各種情報の引き継ぎができるのであればできる範囲で情報収集をして動いておくということです。新しい弁護士さんもアディーレと連絡がつかないという事態も想定できます。
年内に新しい弁護士に引き継ぎをお願いする場合は、急いでいる人は11月までに引き継ぐ。12月に入ると年をまたいでしまい手続き開始が1月の中旬になるでしょう。裁判や時効が絡んでいる人は特に注意です。急いでいない人はとりあえず受任してもらい業者から連絡がこない状況に最低限しておくこと。来年にまたがってしまってもキチンと債務整理で処理できれば利息もゼロですから心配はいりません。
とにかく和解をしていない人は新しい弁護士に委任している状況にしておけば安心です。当サイトでも弁護士さんをご紹介しておりますが連日相談件数が増えております。年末にかけてさらに増える可能性もありますので、早めに動きましょう。問い合わせは全て無料で全国に対応しています。弁護士さんもアディーレの件は分かっていますので事情を加味して協力してくれるはずです。ただ必ずアディーレとの契約解除が終わった段階で相談していただきますようお願いします。