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親の介護は突然やってきますよね。ガンなどの病気、痴呆など原因は様々ですが実家暮らしでなくとも1人っ子や長男長女で片親の場合は自分が面倒を見なければならなくなります。特に経済的な問題で苦しむ人も多く、慣れない親の介護のストレスや借金で体を壊して、自分が早死にしてしまう例も多々あります。親も大事ですが自分が共倒れにならない打開策はあるのでしょうか?
今回は介護離職で借金地獄!親の介護と自分の借金を解決する方法についてまとめたいと思います。
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介護はお金がかかる
痴呆で寝たきりの場合でも病院に預ければ問題ないと思っている方も多いと思いますが、最近では高齢者の長期入院はさせない方針をとっている所も多いですよね。病院が入院が必要といっても実際に入院できないのです。入院したらお金はかかりますが、その場合自分は仕事を辞める必要もないわけですから親の年金と貯金を合わせてもなんとかやりくりできるかもしれません。ですから病気の介護で入院できる場合は比較的まだマシです。
親が高齢で介護の場合は初めはデイケアなどで通院するのですが、やがては寝たきりの全介護状態となります。この状態で介護施設に預けると地方で月20万~、都心部ですともっとかかるでしょう。病院の場合は病気の保険が適用されますが、介護といっても24Hつきっきりですから高額になるのは仕方のないことです。むしろ月20万でも24時間体制ですから安いのかもしれませんね。
こういった全介護でもある程度の出費で完全に介護を任せられます。自分の仕事は辞める必要はなく任せられますが、病院や介護施設に必ずしも空きがあるとは限らないのです。自分の親のケースですと介護施設は地方で1年以上空きが出るまでかかりました。こうして病院や介護施設に入るまでの間は自分が面倒を見なくてはいけません。そうなると仕事も辞めなくてはならないですし、働きながら介護できる状態でも実家に帰るとなると給料も安くなってしまいますよね。お金の問題が多くなるとついキャッシングなどに走ってしまい借金が膨らむことになるのです。
元ドロンズ大島「借金、糞尿まみれ」地獄の介護生活を告白
芸能人でも親の介護で苦労した人は多いですよね。元ドロンズ大島氏のケースです。昔電波少年のヒッチハイクで有名になりましたよね。その後お店を経営してうまくいっていたみたいですが離婚と閉店、そして今回の介護に至るそうです。
「母の介護中は、それにかかりきり。芸能界の仕事はほとんどできず、日雇いの引っ越しバイトやコールセンターのバイトでなんとか食いつなぐしかありませんでした」 「一昨年末、突然、母から電話が来て『病院の検査に引っ掛かったから来てくれないか』と。それで母の病院通いに付き添って、何回目かの検査でとうとう“ステージ4”、末期の肺がんと診断されました。すでに腰骨に転移していました。妻とは別居していた僕は、母と一緒に暮らすことにしたんです。
当初は、母も僕と買い物ができるほど元気だったんですが、だんだんできることが少なくなって、母の精神のバランスが崩れていきました。がんになったショックから“反応性うつ病”になって。あのころがいちばんきつかった。母親は、感情の波が激しくなっただけでなく、次第に体の痛みで起き上がることもできなくなっていった。
「入院するレベルと言われましたが、病院に空きがなくて。でも、もう自分でトイレも行けないし、おむつを自分でずらしちゃうんです。僕におむつを替えられるのが嫌だったのかもしれません。部屋は糞尿まみれになって、家に帰ると便の臭いがツーンときて。これが毎日続くのかと気持ちが重くなりました」
母親の年金や、兄からの援助はあったが、母の介護で働けない分、増えたのは借金の額。現在は「だいぶ減った」と言うが、まだ200万円ほど残っているという。そんなさなかの今年4月、母の容体が急変する。 「数日間、施設に寝泊まりし、たまたま廊下で電話して部屋に戻ったら、もう息を引き取っていました」 https://www.logsoku.com/r/2ch.sc/mnewsplus/1509095954/
認知症の場合はエンドレスに
ガンなどの病気は余命がありますし大体の見通しはつけやすいですが、高齢者の痴呆ともなると今は医療は進化しているので、寝たきりでも5年10年そこから長生きする人もいます。自宅で面倒を全介護状態で見なければならないと考えるとかなり深刻ですよね。ましてやお金が無いともなるとキャッシングをしていても破綻してしまいます。
そう考えると一番良い選択肢は、自分の今の仕事を続けながら遠方でも親をどこかの全介護施設に入れることだと思いますよね。寝たきりになって親と一緒に余生を過ごしていきたいと願っているお金に余裕のある人ならまだしも、お金がなく仕事もあり引っ越しもできないような環境にいる人であれば、自分の人生でもありますし自分の一番付加価値の高い職について給料を維持する方が大事ですよね。
末期ガンでも痴呆の全介護でもいずれは面倒を見なくてはいけない時がくるかもしれませんが、できるだけ経済的な体力は温存しておいた方が共倒れのリスクは少ないと考えます。
実家を引き払って施設を全国で探す
末期ガンや高齢の痴呆で寝たきりの場合はまず実家には戻ってくることはないでしょう。本人確認の元、実家の家がある人は荷物をある程度処分しておいた方がいいと思いますよね。大事なものは貸倉庫でもOK。今は実家を担保にリバースモーゲージというキャッシングできるシステムもありますし(亡くなったら家を処分して全返済)むしろ家や家財道具を処分した方が身軽に動けるので介護施設の空きがない場合でも別の土地で探せばいいのです。これで少し現金もできると思います。本人は反対する場合が多いと思いますが、最悪の状況を想定して説得しましょう。
施設で空きがあるところに入居させます。これであれば確実に施設に入れることができます。県が運営しているようなその地域の居住者優先となれば難しいかもしれませんが。場合によっては自分の職場に近いところを探すのも手です。住所が変わるとなれば手続きは大変でしょうから早めに動いた方がいいと思います。特に親の意識がハッキリしている時にやるべきだと思います。ベッドに寝る頻度が多くなってきたり、痴呆の症状が出始めたあたりです。ここから症状が重くなり寝たきりになるまで1年もかからないことがあります。
借金が重い場合は債務整理
既に多額の借金を抱えながら介護をしているという方は、債務整理で逃げる方が一番確実です。お金がない状態で介護離職をしていたのでは、自分も共倒れしてしまいます。自分が寝たきりになったらどうしますか?ですから借金は早めに整理しておいた方がいいでしょう。弁護士に頼めば借金問題で消費者金融と一切やり取りをしなくていいですし窓口を一任できますよね。時間的にも自分の仕事と介護のことを優先して考えることができますしこの先効率的に動くことができます。
債務整理は任意整理・個人再生・自己破産とありますので、状況に応じて選択するといいでしょう。当サイトでも安心して任せられる評判のいい弁護士や司法書士をご紹介していますので一度無料電話相談をしてみてはいかがでしょうか。お金の問題は1人で悩んでいても解決はしません。役所やケースワーカーなどに相談しても有効な手立ては教えてくれませんよね。お金の問題と介護の問題は切り分けて動く必要があります。
先の実家を処分して生前整理をして半年くらい経った時点で自己破産しても問題はないでしょう。全て清算するのであれば自己破産を選択するべきです。ただ警備員や保険や金融関係にお勤めの人は自己破産が問題になる場合があります。自分も資産を持っている人もいるでしょうから、必ずしも自己破産を選択できるとは限りません。そういう人は減額幅の大きい個人再生を選択するといいです。MAXで100万まで(または借金1/5まで圧縮)減らすことができますし、住宅ローンを特例で債務整理の対象から外すことも可能です。
まとめ
①早期のうちに生前整理を行い自宅を処分
②現金化しておき経済体力を温存
③煩雑な手続きは本人と意思疎通が取れるうちに済ませる
④全介護可能な施設は全国で探す
⑤借金は早めに債務整理をする
⑥介護離職している人は復職を目指す
歳をとるとなかなか自分の故郷に固執して離れたくないと言うかもしれませんが、一番は介護をする側の都合が最優先であり、そういう事情は説得すればなんとかなると思っています。勿論親がお金に余裕があったり、あなたが既に仕事をリタイアして相当の財産をお持ちであれば地元を離れる必要はないと思いますが、お金の問題で苦労したり空きの無い施設を待ち続けて、仕事を辞めて家で介護をしなければならない状況に陥ることは避けなければなりません。
現在既に介護中で多額の借金を抱えている人でも債務整理はできますし、施設を探すことはできると思います。まずは自分の復職を目指してみてはいかがでしょうか?