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「自己破産」財産放棄、重苦しい気持ち、そして人生の負けが確定・・明日からどうやって生きていこう。世間の自己破産のイメージはこんなものです。
ですが実際に多重債務者になって、事業を潰し督促の嵐の毎日だった自殺をも考えたあの頃に比べたら、それは天国そのものです。世間のイメージと自分が自己破産する実感はそれほど乖離があります。勿論、資産や現金がある人は没収されますが、自分にはそんなものはありません。ですから自己破産は何も怖くない、むしろ社会復帰する最速の方法なのではないかとさえ思います。
自己破産のダメージが少ない人ほど、債務整理で減額してそんな面倒くさいことしないで「自己破産しちゃいなよ」と背中を押したくもなりますよね。
今回は『借金チャラで免責確定、青空を見上げてガッツポーズ!それが自己破産の真実』についてまとめたいと思います。
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自己破産という実態のない不安
自分が自己破産をいざするとなると躊躇してしまう人が多いのではないでしょうか。私も元自己破産者ですが、特定調停を自己破産に切り替えた時はキッパリと腹を括ったものでしたが、内心では自己破産という実態のない不安はありました。
この不安というものは、やったことがない未知の恐怖であるだけで、手続きの方法や免責まで、そして自己破産後にどうなるのか大体の情報がわかってくる段階で、この不安は払拭されていきました。これまで多重債務で何度も資金繰りに明け暮れては絶望し、それは修羅場もあったわけですから自己破産ごときでビビることはできません。特に私の場合はいきなり裁判所に行って書類をもらってきましたからね。通常はまずは定期的に開かれている説明会に行かねばなりません。
自分で自己破産をする場合は多少不安にもなりますが、今は弁護士や司法書士に任せるといった方法であれば、さらに不安は無くなると思いますよね。
自己破産で運命を分ける重要なポイント
自己破産で運命を分ける重要なポイントは2つありますよね。一つは管財事件になるかどうかということ。同時廃止は問題ないのですが、この管財扱いになると弁護士を雇わねばならなくなります。その費用が20万くらいかかります(自分で手続した場合です)ですから管財事件になるかどうかで20万必要になるということです。管財になるかどうかは裁判官が判断するのですが、資産を隠したり取引先を利用してマネーロンダリングなどゴニョゴニョする可能性がある人は財産を保全する必要があるのですよね。私は財産がありませんでしたが、フリー(自営)でやっていたので可能性はあるので20万用意しておいてと言われました。結果は同時廃止でいけました。
もう一つは免責が下りるかどうか。自己破産を申し立てても免責にならなければ借金がチャラにならないのです。ですから自己破産するには何としても免責が下りなければ意味がないとも言えます。ほとんどの人が免責が下りるのですが、一部免責や免責不許可になる人も中にはいます。カードを現金化したり、裁判所に行かなかったり、借りて一回も支払わなかったり、故意に自己破産をすると思われると危ないですよね。
この二点、同時廃止と免責、これをクリアできれば自己破産は成功したといってもいいでしょうね。
4ヶ月後に免責確定!
自己破産を申し立てると、その裁判所からの通知を業者に発送します。私は自分で手続きしたので自分で送りました。そうすると取り立ての電話や書類が一切来なくなりますよね。弁護士に依頼している人は、弁護士が窓口になりますからその時点で取り立てはストップします。これは毎日の督促で精神的に参っている人は助かりますよね。
自己破産の手続きから免責まで私の場合は4ヶ月。この間に支払いがありませんので生活は十分立て直すことができますよね。弁護士に任せている場合は弁護士への着手金を分割で支払うことになります。
4ヶ月後に免責確定!呼び出されて破産者たちが一つの部屋に集められて(すごくこれは嫌でしたが)軽く説教?というか「二度とこういうことがないように!」と言葉をいただき、晴れて免責の書類をもらうわけです。
この帰り道は、正直「やったー」ガッツポーズですよね。借金を1円たりとも支払う必要がないのですから。
自己破産をしない選択肢はあるのか?
勿論、自力で返済していく選択肢はあるわけです。ただ自分のように事業が立ち行かなくなってしまっては収入がないので、月々の返済ができないのですよね。事業を畳むのも残務処理に時間がかかるんですよ。私の場合は税金の取り立てや嫌がらせがひどかったですよね(嫌がらせは別の記事で書いています)もう精神的に追い詰められていましたので、収入が一時的にでも無くなったという人は迷わず自己破産することをおすすめします。
収入が0の状態から返済しながら事業を新たにやったり繋ぎでバイトをしたり、不可能ではないのですが非常に再起まで時間がかかりますよね。結果滞納状況は酷くなり、督促も多くなり、色々な人に迷惑をかける事になります。特に家賃や生活費もありますから、優先的には家賃や光熱費は最優先ですしね。収入が無くなった時は何をするにも大変です。
フリーの時にスタッフ募集してても失業した人が多いのですよね。倒産や会社をクビになるケースです。そういう人は同じ業種にできるだけ再就職したいのですが、なかなか斜陽産業で落ち目の業界の人であれば、再就職も時間がかかるのです。
どういう状況であれ、収入が途絶えたら自己破産しましょう。自分の命を守るために。自分で自己破産が怖い人は弁護士や司法書士に電話相談すればいいのです。全部手続きしてもらえますから。
自分でやるか弁護士に頼むか?
私のように無職状態にあれば自分でも自己破産はできます。ただ上記の管財事件と免責の件ですよね。これを確実なものとするためには専門家に任せたほうが安心ですし、自分は再就職や事業の立て直しに専念できますよね。支払いは分割になりますが自己破産するお金は確保しておいた方がいいですよね。
「自己破産はお金がかかる!」知らない人がこういう話をしますよね。ですが自分でやれば数万円で手続きはできるのです。ただ同時廃止で免責も無事に下りればの場合ですが。弁護士に払うお金が分割でも難しい人は自分でやるしかないのです。
財産持ってたり、取引先が多かったり、交通整理が必要な人が大概でしょうから、私的には自己破産は弁護士か司法書士の先生に任せることをおすすめします。そして自分は仕事に専念しましょう。当サイトからも自己破産の専門家への相談は無料でできますのでネットから予約してみてください。
あなたも免責が決定し、青空に向かってガッツポーズできる日がくるといいですよね。