長期固定型の住宅ローン、フラット35の金利は、指標となる長期金利が一段と低下したことを受け、最長35年のローンの最も低い金利が年0.93%と過去最低を更新し、初めて0%台となりました。
フラット35は、住宅金融支援機構が民間の金融機関と提携して取り扱っている住宅ローンで、最長で35年間金利が固定されます。このうち利用者が最も多い、返済期間が21年以上35年以下で、借り入れる額が住宅の購入額の90%以下の場合、今月は最も低い金利が先月より0.17%下がって、年0.93%となりました。金利の引き下げは2か月ぶりです。
この金利は、これまでで最も低かったことし5月の年1.08%を下回り、フラット35が始まった平成15年10月以降で最も低く、初めて0%台となりました。住宅金融支援機構は、金利を決める指標となる長期金利が、このところ一段と低下したことを反映したものだとしています。
NHKニュース
イギリスのEU離脱でかなり円高になりましたからね。日本の景気も一段と冷え込むことを考えると、今のマイナス金利はどうなってしまうんだろうかと心配ですよね。
この住宅ローンであるフラット35は、いわゆる自己破産や個人再生をなど債務整理をした人でも、比較的審査の通りやすい住宅ローンでも有名です。昔よりも今現在の与信が重要視されます。
今は不動産も売れなくなっていますので(日本の不動産を爆買いしていた中国人などが消えた)優良物件を探すチャンスなのではないでしょうかね。業者も今のうちに売り切りたいと考えているでしょうからディスカウントもするでしょうし。
先月、首都圏で発売された新築マンションの戸数は前年比▲13.9%と、25年ぶりの低水準。販売側は先行き不調を予想。これが実態。マイナス金利でマンション販売が増えると盛んに言っているが、きちんと実体経済を見てから言った方が良い。実はアベノミクスの人々こそ、「経済」を理解していない。
— 小沢一郎(事務所) (@ozawa_jimusho) 2016年3月17日
政治の方も混迷を深めていますし、今は参議院選挙と都知事選が控えていますが、自民党が勝つにしても抜本的な思い切った経済対策が重要になりそうです。日銀の円安誘導の施策も弾切れ感が否めませんし。
マンションについては、どこまで下がるのだろうか、ウォッチしてできるだけ底値で買いたいものです。