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美容整形は高額で一括で支払うのが困難なので、多くの方はローンを組んで返済していきますが、さまざまな美容整形に手を出してしまったり、仕事を辞めたりして収入が少なくなって美容整形のローンを返済が出来なくなり借金地獄に陥る可能性もあるので、美容整形のローン返済に困った場合にどうしたら良いのかを知っておく必要があります。
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美容整形のローンの仕組みとは
美容整形のローンは美容整形を行ったクリニックやサロンから直接ローンを組んでいるわけではなく、間に信販会社が入る形でローンを組むことになり、信販会社が美容整形にかかった費用を立て替えてクリニックやサロンに支払い、後は自分で信販会社に毎月決まった金額を分割で払う形となります。つまり、ローンを組んでしまえば費用の支払いに関してはクリニックやサロンは一切関わらなくなり、万が一支払いが滞ってしまった際は信販会社から請求や督促が行く形となります。
覚えておいて欲しいのが美容整形のローンは借金ということです。サロンやクリニックの受付で必要事項を記入するだけでローン契約が成立してしまい、直接現金で支払っているわけではないので、借金と言う意識が薄れてしまい、美容整形のローンで借金地獄に陥ってしまうケースも増えており、美容整形と言っても目を二重にするといった簡単なプチ整形と呼ばれているものから高額な美容整形までさまざまな種類があり、プチ整形が成功して高額な整形に挑戦したくなってどんどんローンを組んでしまい、気が付いたら返済が困難になって大変なことになる人も少なくありません。
美容整形で借金地獄に陥ってしまったら「債務整理」を行う
美容整形のローン返済が困難になったら債務整理を検討する必要がありますが、債務整理したことが美容整形を行ったサロンに知られてしまうのではと心配する必要はありません。返済は自分と信販会社の間で行うので、美容整形を行ったサロンは全く関係ありません。
債務整理とはどういったものなのかと言うと、返済額を減額したり、免除してもらうことで、高額な美容整形ローンの支払いや返済が困難になった方を手助けし、生活を立て直すための借金救済策としてテレビCMなどでも流れていて注目されていますが、債務整理は返済を減額したり免除する手続きを行い、返済負担を軽くすることを目的としていて借金がリセットになるものではありません。毎月の返済額を減らしたり、免除してもらうことで返済負担を少なくすることで借金地獄から救うものです。
債務整理を行うとブラックリストになってしまうのか
債務整理と言うとあまり良いイメージではなく、ブラックリストに載ってしまい今後クレジットカードや新しいローンを組めなくなってしまうと言ったことが起こるのでは思っている人は多いです。美容整形のローンを債務整理すると個人信用機関と言うところに履歴が掲載され、この掲載されるというのがブラックリストに載るという言い方をします。ですが、ローンの返済が未払いや滞納したという事実があるだけでブラックリストに載ってしまいます。
つまり美容整形のローンが払えなくて滞っている方や滞納している方は既に債務整理する前にブラックリストに入っているということになります。債務整理をしたからブラックリストになるというよりも、ローンの未払い、滞納がある人はその時点でブラックリスト入りなのです。ただ、一生ブラックリスト入りにとなってしまうのかというとそうではなく、債務整理を行い未払いや滞納していた分のローンが返済し、一定期間を経過すればブラックリストが解除されます。
債務整理しても周囲の人に分かってしまう心配はほぼない
債務整理には色々な種類があり、その中で自分の財産を手放すことで借金を全てゼロにする「自己破産」や自分の財産を残した状態で裁判所を通じて債務を減額してもらう「個人再生」を行うと官報というものに名前が掲載されます。しかし官報は日常的に見られるものではなく、限定的な機関でのみ閲覧できるものなので、一般の人の目に触れることはほぼ無いと言えます。掲載されると言っても小さく載るだけなのと新聞のように毎日新しい情報に更新されるので周囲に知られる心配はありません。
官報に掲載される以外に自己破産や個人再生を行ったと言う事実は公表されることはないので、周囲に知られてしまうという不安を感じる必要はなく、さらに債務整理の中でも貸金業者と交渉して債務金額を減らしたり月々の返済額を減らして返済の負担を軽くする「任意整理」なら官報の掲載もされないので、誰かに知られてしまうリスクが一切ありません。
よって、美容整形のローンで借金地獄に陥ってしまったら債務整理の相談をしてもらい、今抱えている借金の返済負担を軽くすることです。債務整理を行ったからと言って家族や知人などに知られてしまうリスクが少ないので、借金地獄で苦しんでいるよりも債務整理をして返済負担を軽くした方が自分のためになると言えます。
