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安易にステップローンやゆとりローンで家を買ってしまった方多いのではないでしょうか?もしも収入が当初の見込みとは逆に下がってしまったら・・。
ステップローンは借入当初5年目までと10年目までの月々の返済額を低くし、その分を後の支払いに乗せる返済方法となります。これは返済を先送りにしているにしかすぎず、ステップローン期間が過ぎてしまうと月々の返済額が大きくなり、返済が苦しく、破綻するという問題が増えています。そこで、ステップローンで破綻してしまう要因や知っておくべき注意点、破綻しないための対処方法について調べました。
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なぜステップローンで破綻するケースが増えているのか
ステップローンは借入当初5年目までと10年目まで月々の返済額を抑えているので一見支払いが楽に見えますが、返済額を抑えている期間が決まっています。返済額が抑えられている期間が過ぎてしまうとこれまで抑えられていた分も月々の返済額に乗っかってくるため月々の住宅ローンの返済額が一気に跳ね上がり、返済が苦しくなり、破綻してしまうのです。
ステップローンの特徴として最初の5年間は返済額が少なく返済6年目に5年間抑えてた分返済額が上がり、さらに11年目にも返済額が上がります。11年目以降の返済額が最初の5年間と6年目の返済額と比較して倍以上の返済額を負担するケースも増えて、返済額最初は少ない金額なのでこれなら払えると思いこんでしまい、返済額が跳ね上がってしまった時に経済的負担が大きくなり、家計を圧迫することになり、破綻の道をたどってしまうのです。
また、将来返済額が増えたとしても土地の値段もが上がるだろうと甘く見てしまったこと、退職金をあてにすれば何とかなるだろうと思っていても、会社の都合で早期退職を強いられてしまったり、病気などで退職を余儀なくされてしまい思ったよりも退職金が少なくなってしまったという想定外の出来事、そして経営不振によって退職金が貰えないといったケースが起こり、見通しの甘さがステップローンの破綻にもつながってしまいます。
ステップローンを利用する前に注意したいこと
ステップローンは最初の5年間は返済額が少ないが、トータルで返済するべき金額が減ることはありません。ステップローンは最初の5年間で抑えられていた返済額を後回しにしているだけと言うことを知っておきます。最初の5年間の支払いでこの調子なら余裕で返せると思っていたら、6年目から5年間抑えられてた返済額が上がり、さらに11年目からは抑えられていた5年間よりも倍の金額を返済しなければならないというケースが頻繁に出ているのがステップローンの実態です。
給料が減ってしまったり、最初は余裕だったのが思った以上に資金繰りが悪くなってしまうといった想定外の出来事が続くと、住宅ローンを支払うことが不可能となり、せっかく購入した家を手放して自己破産する人も増えている問題がステップローンの背景に潜んでいることを覚えておきます。ステップローンを利用する前に最初の返済額が少ないから楽に返せるだろうと甘く見てはいけないこと、返済額が少ないというのは返済を後回しにしているだけのことで後々返済額が増えて、最初の倍以上の金額を負担することも予想しておく必要があり、注意しておきたいことです。
ステップローンの返済が苦しい場合の対処方法
ステップローンを行っていると最初の5年間の返済額が少なかったために残債が年数の割に減っていないという事象が発生し、さらに返済額が上がると支払うのが困難になり家を売却する対処方法を取るのを検討しますが、家を売却しようとしてもローンの残債が多く残っている状態では売却できません。借り換えでも残債が多いと家の担保価値が下がり上手くいかないです。
そこで1つ目の対処方法として支払いが困難になって家を売却した後に住宅ローンを完済することが可能かを知ることです。そして、2つ目の対処方法として住宅ローンの返済を減らすため自宅を任意売却し、売却価格よりも価格が安い中古住宅や賃貸住宅に移り月々の支払いを減らし、家計を見直すことが挙げられます。また「リースバック」といって子供や親、親戚、投資家などに家を売却し賃貸契約を結んでその家に住み続けると言う方法もステップローンの返済が困難になった場合の対処方法として挙げられます。
よって、ステップローンは最初は返済額が少なくて楽ですが、後に倍以上跳ね上がることを知り、返済額が少ない期間が過ぎたらローンの返済負担が必ず増えることを知ることです。将来土地の値段も上がるし、給料も上がるだろうし退職金も入るから大丈夫だろうと甘く考えてしまうとステップローンの破綻につながるリスクも高くします。もし、ステップローン返済が困難になった場合は返済額の負担を減らす任意売却して中古住宅や賃貸住宅に移り住むことやリースバックを検討すること考える必要が出てきます。