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任意整理と個人再生について債務の総額と毎月の返済額が実際に大幅に減少した例についてまとめます。任意整理と個人再生でどのくらい減額に成功したのか目安にしていただければと思います。
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任意整理にて借金の返済額を減額した例
債務整理と聞くと「破産」をを想定する方が多数おられると思いますが、ここでは任意整理にて毎月の借金返済額が減額した例を紹介します。
■債務状況
消費者金融カードローン:A社(100万)、B社(50万)。ショッピングリボ:C社(70万)、D社(20万)の債務がある状態で説明します。
■毎月の返済額
消費者金融カードローン:A社(3万)₊B社(1万5000)₊C社(2万)₊D社(5000円)₌7万/月の返済額となっております。
債務整理の中でも、任意整理については借金の減額はなく、和解成立時に各社借入に対しての利息が加算されることなく、借入額を返済していく形となります。注意点としては、返済期間は各社和解成立によって異なるということ(約36か月~60か月)が重要であり、各社との契約期間などの状況によって債権者(各社)との返済期間が設定されます。
また、場合によっては契約期間が短い場合は任意整理に応じてくれない場合も十分にありえます。例えば、クレジットカード(限度額20万)を1か月前に作成し、その後限度額いっぱいまで使用し、任意整理を行う場合は故意にカードの作成・利用をしたと疑われ、債権者が任意整理に応じない場合があります。その他、1社の借金額が20万程度の場合は返済期間を最長60か月とすると、20万÷60か月≒3300円となるため、借入額の少ないものにあたっては任意整理前と比べても毎月の返済額の減少はあまり見込めないのが印象です。
■任意整理後の毎月の返済額
上記の借入やショッピングリボの返済の場合、和解成立の条件にもよりますが、A社(1万7000円)₊B社(8300円)₊C社(1万2000円)₊D社(5000円)≒4万2500円となり、毎月の返済額は約3分の2程度に減額されました。
個人再生により借金を減額した例
債務整理と聞くと破産のイメージが強いのですが、個人再生についての借金減額までの道のりについて説明します。
■現在の借入状況
カードローン:A社(200万)、B社(150万)。ショッピングリボ:C社(50万)、D社(50万)。奨学金:(100万)。カーローンなし。毎月の返済額:A社(3万5000円)+B社(3万)+C社(2万)+D社(2万)+奨学金(1万5000円)=12万/月の返済額となっております。
■個人再生を行う際の注意点
個人再生は任意整理と違い、債務整理を行う債務を選択することはできません。奨学金の借入・返済が残っている方やカーローンの支払いがある方はその債務についても債務整理に含むことが条件となります。なので、親にバレたくないなどの条件がある方は注意が必要です。
■個人再生を行うにあたっての費用
裁判所が介入することもあり、弁護士に依頼することが基本となります。個人再生を行うにあたっての弁護士費用は依頼する方によって違いはありますが相場では30万~50万程度です。プラス裁判所での手続き費用が15万~20万程度となりますので約70万ほど費用が必要です。私の場合は個人再生費用を毎月5万ずつお支払いする分割払いで対応していただきました。
■個人再生後の返済額
個人再生後は、再生を行った債務が5分の1に減額され、減額された債務を36か月をかけて返済していく形となります。なので、A社~D社、奨学金=110万/36か月≒3万/月の返済となります。
弁護士費用が分割の場合は返済額に分割費用(5万)を別途支払う形となりますので、返済額(3万)+弁護士費用(5万)≒8万/月の返済額となり、個人再生前と比較すると約4万程毎月の支払額を減額できます。
※弁護士費用の分割払いに関しては、1回目の支払い確認後、個人再生の手続き開始や分割払いの総額支払い後の個人再生手続きなど、弁護士によって手続きの進め方に違いがあるので注意が必要です。支払い後の手続きだと、毎月の弁護士費用5万を支払い終えた後、返済額(3万)を返済していく形となりますので最大5万/月の支払額となり、個人再生前の月々の支払額と比べ、大幅な減額が見込めます。