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現役時代にいくら稼いでいても60歳すぎてから健康問題や収入も減りますので、結果的に住宅ローンがある方は厳しい生活になりますよね。借り換えができる方はいいですが、さらに深刻な方は早期の債務整理をオススメしますね。
今回は『住宅ローンは退職する60歳までに完済すべし!マイホームを失い県営住宅へ』についてまとめたいと思います。
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住宅ローンは退職する60歳までに完済すべし!老後破産した70歳女性
マイホームを失い現在県営住宅に独りで住んでいる70歳無職の女性は脳梗塞で倒れたため手が自由に動かず宅配の弁当に頼っています。食費は月28000円、家賃24000、他の費用も入れて月83000円かかります。しかし収入は年金の8万円しかなく借金も抱えています。なぜ彼女はそのような生活になったのでしょうか?かつては夫婦で飲食店を経営していましたが夫が病気倒れ廃業しました。
それから彼女は百貨店などで働き年収500万円を得て月に夫婦で二度外食することが楽しみだったそうです。50歳の時に3700万円のマンションを30年ローンで買いました。月々12万円払って80歳の時に完済になりますが、元々家賃10万円を払って暮らしており、支払いできなければ売れば良いと思っていました。しかし計算が狂って行きます。返済額は12万円から15万円に上がったのですが、58歳で定年退職になり見つかった新たな仕事はパートタイムで月に6万円しか稼げません。
夫婦それぞれ8万円の年金でパートタイムの収入を合わせて22万円、返済額15万円を引くと月7万円で暮らす必要があります。ギリギリの生活になったのでマンションを売ることにしたのですが1000万円もの残債が出てしまい払えません。毎月催促の手紙が来てどうしようもなくなり、今は弁護士に電話して自己破産を申請しているところです。
老後破産しないためにどうすれば良かったのか
上記のケースでは最悪の事態を考えなかったのか、貸す側も支払えない可能性を考えなかったのか、と色々疑問を持たれるでしょうが、彼女は最初から売ることを考えていたし買う時に最悪の事態なんて考えないものです。
貸す側も貸したいという欲求があり必要以上に厳しい審査はしないものです。あと彼女には嫁いだ娘さんがいたけども迷惑かけたくなくてこうひどくなるまで言えませんでした。彼女はこれからマンションを買う人のためにアドバイスするとしたら「老後の収入とローン返済を考えていれば、売り時や売値を把握しておけば良かった」と言っていたそうです。しかし、不動産コンサルタントのアドバイスはこうです。
「頭金は2割まで、返済は手取り年収の2割まで、そして退職する60歳までに完済すべし」というもので、一般的には頭金は3割までなのですが管理費など色々かかるので2割までが妥当です。退職金は全て返済につぎこむと生活資金がなくなり破綻するケースがあります。
年収が激減した4人家族のAさんの場合
4人家族のAさんは年収600万円の方で3000万円のマンションを金利4%の住宅ローンで買いました。月々の返済額は9万円、ボーナス返済は20万円です。しかし会社倒産で計算は狂いました。年収370万円になりマンションの残債2500万円です。
まともに返済できない彼は一体どうしたのでしょうか?解決策は借り換えで固定金利4%から変動金利0.875%になり、ボーナス返済は0円にします。これで月々の返済は9万円になり年間40万円の削減になりました。現在は金利が安く借り換えは手数料かかるがそれでも削減できます。借り換えをおすすめする場合は残債1000万円以上、返済期間の残り10年以上の場合で、借り換え後の金利が1%以上下がります。
ただし変動金利は今は安くても後から高くなる場合があります。その時困ったら借り換え専門の専門家に相談したりネットでシミュレーションして考えましょう。ボーナス返済はボーナスなくても返済しないといけないことは変わらないので気をつけなければいけません。借り換えは審査が必要で過去に滞納していないかなどを見られます。