【カード利用に当たって注意すべきこと】
クレジットカードが球速に普及する中で、クレジットカードを利用しすぎて、多重債務者に陥ったり、クレジットカードを紛失したり、盗難にあったりするクレジットカードトラブルが増えてきています。 クレジットカードを利用するに当たっては、次の点に注意しましょう。
①カード会員規約を必ずよく読み、会員規約の内容を理解しておく
②カードの数は少な目にして、不必要なカードは持たないようにする
③他人に貸したり、担保に供したりしない
④紛失・盗難に気を付ける
⑤支払日・利用限度額を忘れないようにする
⑥利用の際には伝票を確認し伝票は保存しておき、後日カード会社から届く請求書と伝票を照合しチェックする
⑦常に現在の支払額(負債額)をチェックしておく
このようにカード管理は、トラブルにあわない為のイロハだと肝に銘じておいてください。
【クレジットカードの基礎知識まとめ】
クレジットカードの種類を発行主体別に分けると次のようになります。
①銀行系クレジットカード
銀行系の大手6社が発行しているカードでJCBカード、ユニオンカード、DCカード、VISAカード、ミリオンカード、ダイナースカードなどがあります。この他、銀行のキャッシングカードと1枚になった「地銀バンクカード」があります。
これまで銀行系クレジットカードの特徴は、マンスリークリア(翌月一括払い)でした。中小割賦販売業者の保護から、信販系カード、流通系カードなどと違って分割払い方式は認められなかったのです。 しかし、この政策も変更され分割払いの一種であるリボルビング払いを認める銀行系カードが発行されるようになりました。キャッシングもできるのが特徴です。これらのカードは、銀行という大きなバックがありますので信頼性が高く、加盟店が多いのが特徴となっています。また特典・サービスも豊富で、とりわけ海外サービスの充実に力を入れていますから海外旅行には便利です。
②信販系カード
日本信販、オリエントコーポレーション、ジャックス、セントラルファイナンス、ライフ、国内信販などの信販会社が発行するカードです。支払方法は、銀行系カードと異なり分割払いやボーナス一括払いをすることができ、キャッシングもできるのが一般的です。
③流通系カード
丸井のカード、西武クレディセゾンカード、ダイエーOMCカードなど百貨店、量販店(スーパー)などが発行しているカードです。このカードは一般に発行しているその店または系列会社でしか使用できません。支払方法は、ボーナス一括払いもでき、最近はキャッシングもできるカードが増えています。
④その他のカード
各地の商店会、専門店会が発行する専門店系クレジットカード、化粧品会社、航空会社、旅行会社、家電会社などが発行するメーカー系クレジットカード、ガソリンスタンドで利用できる石油系クレジットカードなどがあります。 支払方法は分割ができます。
それぞれ以上のような特色を持っていますが、最近では、信販系、流通系、その他のカードも、銀行系のカード会社と提携して、多機能カードが多く発行されています。
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