債務整理至急相談の画像

FXの借金で任意整理


最近急増しているFXが原因による多重債務について現状と対策を考えてみたいと思います。

①海外FXでハイレバ

FXに関しては海外の業者(400倍まで可能)に手を出して借金を重ねてしまうケースが多いようです。 レバレッジが高いと一瞬の大きな値動きに逆行しスプレッドも拡大するケースがありますので あっという間にロスカットされてしまいます。 いわゆる”ゼロカット”でマイナスの分を請求されることはありません。 この状態で何度も何度も借金をしては入金しての繰り返しで借金が増えていくのです。

----------例1----------
FXは3年くらいやったかな。 元手1万円が100万円になったからね。 浮足立ったね。 10万円なら1000万に出来るとか妄想。 俺は才能があるとか。 結局勝っては負け、そして借金。 だって借金してでも取り返せる可能性あるんだもん。 だから、10万円借金、10万円借金、10万円借金、って繰り返したよ。 遂に貸してくれるとこはどこもなくなって、返済も滞り、毎日取り立ての嵐。 利息含めると800万円返済しないといけない事になってしまった。 今でも一歩間違えてあの時大金持ちになってたのかな?って思う時もあるよ。

年収200万だけど400万の借金を作ったよ。 任意整理して6年の返済。 海外のハイレバに手を出し始めたのが脱落の始まりね

----------------------

それから最近ではバイナリーオプションで借金を抱えてしまう人も多いようです。 学生でも200-350万程度の借金ができる時代ですからね、 できれば社会人になる前に借金はクリアにしておきたいものです。

②FXを休止し仕事モードに切り替え

FXで借金を重ねるとついFXで取り返そうと考えてしまいますが、その考え方は危険です。 さらに借金を重ねてしまうと生活そのものが破綻しますので取り返しがつかないことになります。 まずFXで借金を作ってしまったらFXを凍結して(また復活できるという意味で) 頭を切り換えて仕事中心の生活に戻すべきです。

4万円から6億そして30万円というFXトレーダーのGFFさんも今は仕事されていますよね。 そして小資金でFXもやられているようですが、このようにまたFXができる状況はやってくるのですから、FXは完全に休止するべきでしょう。 そして確実に収入が増える方法を模索しながら、同時にこの借金解決の方法を探していくのです。

副業収入などを増やすのも手です。 こちらでクラウドワークスなどで小銭を稼いでみるのもオススメです。 私は空いている時間にライティングで月4-6万円稼いでいます。

既に多重債務の方は督促や取り立てが厳しいと思いますので、弁護士に依頼される方は 早めに相談して督促をストップさせましょう。 そこで問題になるのが任意整理か自己破産か?ですよね。

③任意整理か自己破産か?

FXで多額の借金をどう解決するのか? その場合の選択肢として任意整理か自己破産か?だと思います。 どういうケースで判断したらいのか実際にFXで自己破産している私のケースを交えてアドバイスします。

私の場合はFXで1千万以上の負債、そして事業の借金もありました。 内訳で一番大きい負債が1千万オーバーの税金でした(所得税・健保・住民税・消費税) 消費者金融などの借金は350万ほどです。税金の利息が高く返済も厳しいので結果的に消費者金融の借金が返済できない状況でした。

ですから当初特定調停を検討していましたが(任意整理がまだ一般的でなかった)税金の割合が大きく業者との交渉が難しいことを知り自己破産に切り替えたのです。 FXが理由でも自己破産そして免責は下ります(計画的にFX取引を倒産や破産の材料にしている場合を除き) 税金は免責ができませんから自己破産でもゼロにはならないのですが自己破産者には強制的に取り立ては来ませんので、やがて失効になります。 1年ほどで取り立ての執行停止、そして3年で失効です。

あなたがFXで多額の借金を作ってしまった場合に、税金関係が多く残っている場合は自己破産をオススメいたします。 また私のように自営業やトレード専業の方も自己破産を検討した方がいいかもしれません。 任意整理では整理後の安定した収入が前提になりますので返済プランが立てられないと和解が進まないと考えるからです。 弁護士に相談する段階で定収入があるかないかが判断になります。

もしあなたが会社員や派遣やアルバイトでも定収入があり、家族をお持ちの方であればできるだけ自己破産せずに任意整理で支払い続けた方がいいと思います。 またマンションや一軒家の資産をお持ちの場合は自己破産ですと没収されますので(個人再生という選択もある)任意整理にしましょう。 新たに弁護士費用がかかりますが将来の金利が無くなりますし家族や会社にもバレずに返済できますので業者との和解には、やはり専門家に頼んだ方が有利です。

任意整理など債務整理の無料相談を受けていただける弁護士や司法書士はトップページの方でご紹介しています。



■関連エントリー
 

© 2014-2019 債務整理の至急相談 All Rights Reserved.